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亮小学校の頃3年〜4年生

平成9年4月、亮が通 う小学校に障害学級「かわせみ」ができた。
スタートは1年生のK君、Aちゃんそして、3年生になった亮の3人、担任は前年は3年生のクラスを担任していたU先生(女性)、副担任として若いN先生(女性) 最初は、「かわせみ」と3年2組を行ったり来りすることになかなか慣れることができず、本人も不安定な気分が続いていたようだ。


「かわせみ」では主に国語と算数を個別で指導していただき、その他の科目は3年2組のみんなと一緒に授業を受けていた。
3年2組の担任はS先生(女性) 1年生の時から不運にも毎年クラス替えがあったため毎年回りの環境が変わったこと、特に昨年から学校自体が校区の改定のため新しく出来た学校だったために、 2回入学したようなもので校内の探検など2年生の最初の2〜3ヶ月は落ち着きのない日々を過ごしていた。
そして、3年生では「かわせみ」学級で個別の指導がはじまり、本人も過激な回りの変化について行くのが大変だっただろうと思う。
しかしながら「かわせみ」の教室には、ほかの教室にはない畳が敷いてあるコーナーがあったり、カラフルな遊具など、又、亮が大好きな本がたくさん置いてあること、一定の時間、勉強をしたら、自分の好きな事をさせてもらえるということで「かわせみ」に居ることのほうを望んだようだ。
そのため、3年2組のS先生は、色々と悩まれたようだ、なんとか3年2組でも 楽しく、勉強出来るよう色々心を砕いて下さったようだった。
2学期にいると亮もだんだん落ち着き、毎日のスケジュールにもついて行けるようになってきた。
ただ給食ではやはり苦労したようだ。
毎週2回ごはんの日があり、学校のごはんを食べきれず、無理に食べさせようとすると泣き出してしまう。仕方ないので、先生との話し合いの結果 、ご飯の日にはパンを持たせてよいと許可をいただいた。
「かわせみ」に入れることについては、2年生の終わり(3学期)に当時の担当の先生に何度も話を聞き、又、相談をして、今後の亮にとって最もよい方法をとるということで、個別 に指導したほうが、格段に伸びるだろうということで夫婦でもよく話し合い、納得して、決定をした。
2年生の時点で、特に「算数」が難しくなってきて、どのくらい理解しているのか分からず、宿題も多く、嫌がって半分しかしたがらない・・・・など色々な事がおきてきたため、悩んでいた時に、もしかしたら来年障害児学級が出来るかもしれないという話を聞き、本人のためにも個別 指導をしてもらえるなら・・・という事で、そのころ 毎日のようにそのことについて夫婦で話し合った。
正直いって私の中では、障害児学級(特学)というもののイメージは、暗くて、ほかの子供たちと引き離されて、一つの教室に押し込められる・・というものだったので、決心をするにもとても時間がかかった。
その頃、町内ですでに2年前から障害児学級(コスモス)が出来ているK学校に主人と2人で見学に行った。
そこでのイメージは決して明るいものではなかったけれど、校長先生や障坦の先生とじっくり話し、子供たちとも会った。
それほど障害のひどい子供は居ないように見えた。6人の子供たちが机を並べ、 そのとき教室に残っていたのは3人で、ほかの子供たちは親クラスに行っているという事だった。
さまざまな思いとともに、スタートした「かわせみ」での1年「だったが、やはり個別 指導のおかげで、算数など、ほとんど3年生のレベルの問題もどうやら理解できているようだった。
私もこの1年間は、最初こそ心配したけれども、ホッとひと安心の時期だったように思う。
「かわせみ」のU先生、N先生には感謝の思いで一杯だった。
宿題も亮のレベルに合わせて(他の子供たちも)独自のプリントを1枚毎日することが決まった。親クラスの宿題は量 が多く、そのことだけでうんざりしていた様子だったので、学習ノート(国・算)に先生がその日のこと、心配なことを書いて下さって、私も何かあれば、そのノートに書いていくというパターンで1年が過ぎた。
おおむね子供も親も一番安定していた時期のように思う。
亮も3人の中では一番お兄ちゃんということで「かわせみ」で見る亮はひと回り大きく見えたものだ。
他の2人にやさしく接している姿が見られた。
又、3年生の3学期にはついに行き帰りがお迎えなしで出来るようになった。
近所の子供たちと帰ってこれるようになったのだ、これは大きな進歩だ。

そして、4年生・・・
3年生の時のほんわかムードも束の間だった。
「かわせみ」は1年生にC君が新しく入ってきた。超多動の男の子。昔の亮を見るようだった。
クラスの子供たちは4人になったのに、副担任の先生はなく、ほんの時々、 補助の先生が入って下さる他はU先生が一人で4人を見ることになってしまった。
明るかったU先生が、あまり笑われなくなられ自然と親たちも集まる機会が多くなり、「かわせみ」の問題点を話し合うようになった。
亮の4年2組も1学期の途中で担任のC先生が産休に入られまたまた、安定しない日々が続いた。
2学期からは若い男の先生T先生に担任が変わった。
このT先生は、1学期に「かわせみ」の補助として時々「かわせみ」にも来ていただいていた先生だったので、亮は比較的早く受け入れが出来たようだった。
学校側との話し合いの結果1・2時間目とU先生が出張などの時には、坦外のR先生に入っていただくということでなんとか2学期がスタートした。
昨年に比べるとC君以外の3人はだいぶ落ち着いてはきたものの、U先生の忙しさはやはりあまり変わらない。
しかし「かわせみ」が出来たことで亮は親の目から見ても学習面、情緒面 でも本当に成長したと思う。
一人一人に合わせたカリキュラムを組んでくださり、じっくりと子供たちを見つめ、取り組んで下さっているU先生には、本当に感謝の気持ちで一杯である。
又、「かわせみ」が出来たことで、お母さんたちとの交流も深まり、色々な勉強会や親の会、講習などにも多数参加できるようになった。
又、息抜きの場を持てるようになったのは大きな幸せだったと思う。
幼稚園の年長のとき、その頃通園していたK学園のドクターからは「単なる多動」だと 言われたが、私の心のなかでは単なる他動というより、自閉的な傾向も多々あるので、どちらかいうと自閉症にちかいものという気持ちがあった。
しかし「かわせみ」が出来てからLD(学習障害)という障害があり、近年その数は増えていく一方だと云う話を聞きLDについて色々な人の話を聞いたり、本を読んでみた。
その結果、亮は自閉というよりどちらかといえば、LDの範囲に入るのではないかという気持ちが強くなった。
「かわせみ」のU先生、クラス担任のT先生にも聞いてみた所はっきりこれ!ということは言えないがどちらかといえば、LDに入るのでは・・というお返事だった。
ただ先生方は、障害を持つ一人一人の子供たちに障害の種類は関係ない。
一人一人の個性と考えたいといわれていた。
LDであるらしいと言っても自閉症の傾向も共に持っているので、重複の障害ということになるらしい。
私にとってはそれが解っただけでも、今後のあの子にどう関わって行くかという点で大きな進歩だったといえる。

ここで、1年生以前と現在4年生までで、どんな点が改善、または変化したか少し書いてみたいと思う。

行動面-----------
多動は驚くほど治まった。 1年生の時は、学校が珍しいこともあり、学校中をウロウロして回り(授業中)とうとう教室の後ろのドアを釘で固定されてしまうほどだった。
校庭の木に上ったり、にわとり小屋に入り込んだり先生方がいかに大変だったか解る。
現在は「かわせみ」と4年2組を時間割によって移動、時々図書室、保健室には先生の許可をもらってから行く様になった。
走り回ったりすることは、ほとんどなくなった。
学校の行き帰りが友達と出来るようになった。
今年の運動会は、補助の先生なしで全部一人で出来た。
いつも目立っている子が全然何処にいるかわからなかった。
多動であるが、体育は苦手。
しかしながら体育などで、ルールのある遊びはやはり苦手である。
1・2年の時は運動場に出ても遊具で遊んで体育の授業が終わる・・
という感じだったが、今は2回に1回、3回に1回は参加しているようだ。

情緒面-----------
パニックを起こすと相変わらず頭、顔を「痛い、痛い」と言いながらたたく。
そんな時は本当に変わってやりたいほど悲しくなる。
日常では、回りの子供達、先生の接し方がよく、普段はとても穏やかになった。
以前は、友達関係でトラブルが多く電話でお詫びをしたり、相手のお宅までお詫びにいくと云うことが度々あったが、昨年からはそれがほとんどなくなった。
家庭でも、機嫌良く穏やかにしていることが多くなった。
「ダメ」とか強い否定の言葉などなるべく使わず、言って聞かせるという事を家庭でも学校でも徹底して行った。

学習面----------
「かわせみ」では、国語・算数を中心に個別指導をしていただいている。無駄 のない学習ができていると思う。
算数はよく頑張っていると思う。ほとんど4年生のレベルの問題がなんとかできるようになった。
応用問題になると先生の力を借りて一緒にしているようだ。
国語は読みは良くできる、ひらがな・カタカナは書けるが文字汚く書き順が間違っているものも多い。早い内にきちんと書けるようにしておかないと修正がなかなか難しいようだ。
漢字は以前に比べ書き順・形ともに整ってきたように思う。
今後の課題は、作文力をつけること、本を読むことは大好きだけれども自分で文章を作ることは苦手なので、あと絵を描くことも好きなので、写 実的(物を見て描く練習)な描き方なども身につけさせたいと思う。

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