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亮がいなくなった!!
平成6年2月26日の事である。私は会社でその電話を取った。
「あとうさん、りょうがいなくなった!」 の一言である。
最初何をいっているのか解らなかったが、なんとか理解できた、最初思ったのは "事故"である私の家は庭の下が道路になっている。高い柵があるが、そこを登ったら下は10mの崖である。
いなくなった時間から30分は過ぎている。
普通2〜3分したらすぐ戻ってくるのであるが、 健常児ならこうまで大騒ぎはしないかもしれない。
仕事中にもかかわらず外出という事で家路に急いだ, 帰る途中最悪の事ばかり頭をよぎる「もしかして・・もしかして・・」 家に帰り事情を聞く・・妻も、お姉ちゃんも顔面蒼白だ、事情からするとこういうことだ、お姉ちゃんの友だちと亮は外で遊んでいた。
いつも外で遊ぶとき、お姉ちゃんに亮の事を見るように頼んであるが、その日お姉ちゃんは友だちとの遊びに夢中になり亮がいなくなったのを見過ごしてしまった。仕方がない親の責任だ。
近くは見て回ったとの事それに崖も見たがいない、妻に連絡が入るかもしれないから家にいてもらい、お姉ちゃんと私は車で自宅の近くを探し回った。
歩く人に聞いては 「見なかった」と言われるし、スーパーに行っては「見なかった」と言われるし、家に電話をいれたが連絡はない。それから2時間近くが経っていた。
お姉ちゃんが泣く、「心配するな!きっと戻ってくる!」と・・ 捜すところは捜した。警察に連絡するか、とその時私のポケベルがなった。 急いで近くの電話ボックスで自宅に電話をした「もしもし・・」「い・た・!」 「お姉ちゃん!りょうがいた!」またお姉ちゃんが泣く、私も一安心、何処にいたかというとなんと家から4km位 離れている交番ではないか、迎えに行った。 ドキドキものだった。交番に着くと、私を見つけるなり「パパ」と飛びついてきた。 交番でも手をやいていたらしく「よかった、よかった」 よほど自分のしたことが怖かったらしく私の胸で帰る間中泣いていた。
交番の方が経過を言われることには、私の家の近くに(1km位離れている所) グラウンドがあるがそこまで歩いていき草野球の試合の中に入っていきそこの監督が あぶないので亮をグラウンドの外に出るように言ったが解らず監督の奥さんが自分の家まで連れていき名前等聞いたが解らず交番に連れてきたとの事、交番でも興奮状態だったのでただ「いえにかえる」「いえにかえる」しか言わなかったそうである。
年配の交番の方が子どもの扱いに慣れてるらしく「お父さんのなまえをきかせて」 と言うと「よしのつよし」と答えたそうである。それで電話帳で調べて解ったのだ。日頃、亮は名札を付けているが、その日は付けていなかったそうである。
お世話になった監督さん、交番の方に事情を話しその日は帰った。
自宅に着いたのは いなくなってから4時間の事である。|幼稚園時代へ戻る



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